Kawaguchi Style の 川口秀広です。
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先日の施術中、お客様に うつ伏せから横向きに向きをかえてもらう時
お客様を待たせてはいけないと思い 急いで枕のセッティングをしていたら、床に置いたフェイスペーパーに足をとられ、滑ってベットの角に思い切り膝をぶつけてしまいました。
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待たせるどころか 逆に迷惑を掛けてしまい、直ぐに お客様には謝りましたが
痛くて 痛くて、最初は施術が続けられるか心配になるくらい痛かったけど、なんとか無事に施術は出来ました。
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そして、何故こんなことが起きたのか考えてたら
ふと「これは昨日の妻に対するイライラの答えだ!」という事が解かりました。
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妻はいつも 仕事が終わって帰り支度をする時、凄くあせっていて、それでいて要領が悪く、僕はいつも待たされます。
そして、その姿を見ていると僕はイライラします。
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膝をぶつけた前の日も いつものごとく あせって準備している妻を見た時に
「なんで、要領良く準備出来ないんだ!」
「なんで、いつも自分は待たされなくてはいけないんだ!」
そして「どうして、この状況が繰り返されるのだろうか?」と思っていました。
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そうしたら、次の日に膝をぶつけました。
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妻はいつも「誰かを待たせてると思うとあせる。(特に僕がいると)『待たせたら怒られる!』と思って、あせってよけいに遅くなる。」と言ってました。
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膝をぶつけて気付いたのは
そういえば僕も お客様を待たせたら怒られるかもと無意識に感じて あせっている。
そして、カフェなどでトイレに入った時も「人が待っていて怒ってるかもしれない」と、無意識にあせっている。
いろんな場面で人を待たせたら怒られるかもしれないと恐怖を感じている。
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「あー!妻といっしょだ!」
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あせって慌ててる妻を見ていると、自分の中に隠していた恐怖が心の奥底から引き出されて、それを見たくないからイライラするんだ。
と理解しました。
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以前どこかで「怒りは第2感情で、自分の中に不安や心配 (これが第1感情) があると、他者に対して第2感情の怒りが湧いてくる」と聞いたことがあります。
そして、不安や心配の奥底に恐怖があるんだと思います。
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子供の頃、親に「早くしろ!」と いつも怒られてた子は、人を待たせることは悪いこと。早くしないと怒られる!
泣いたら「泣くな!」と 抑圧された子は、感情を受け止めてはもらえないという記憶が潜在意識に入ってしまいます。
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そして、それらは大人になっても条件反射的に出てきます。
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『人を待たせると怖いんだ』と感じてる自分を、今 正面から受け止めればいい。
直そうとするのでなく、ただ受け止める。
それでいいんだと思いました。
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あれから1週間が経ちましたが、妻へのイライラが減ってます。
今のところ成功です!
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(ちなみに膝は打撲だったので、その後 徐々に痛みは退いていき数日で痛みは消えました。)
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